ばね指
ばね指について
ばね指は普段から手を使う機会が多い人が経験しやすい症状ですが、誰でもなる恐れがあるものなので原因と症状について知っておくべきです。
指の屈筋腱と靭帯性腱鞘という組織のおかげで、人は指を曲げたり伸ばしたりすることができます。腱鞘に炎症が発生することで2つの組織が擦れてしまい、ばね指特有の症状を経験することになるでしょう。
原因について
パソコンのキーボードを打つ動作、テニスやゴルフ、ピアノやギターの演奏などが原因となって炎症を起こすケースが多いと言えます。女性の場合は、妊娠や閉経の際のホルモンバランスの乱れが原因で組織が傷つきやすくなり、ばね指に至ることも多いです。
症状について
もしも、ばね指になってしまった場合は、炎症が起きている部分に痛みを経験することになります。痛みがあるだけでなく、スムーズに動かすことができず、指を伸ばしにくくなるケースが多いです。
人によっては曲がった指を戻そうとしたときにカクンと指が跳ねるような動きをすることもあり、これはばね現象とも呼ばれています。
ばね指をそのままにすると?
ばね指は、使いすぎによる炎症のため、日常的に使いすぎている場合は、そのままにしていても改善は見られません。
使いすぎないよう、固定や安静も大切ですが、使わなくなってしまうと関節が硬くなってしまう為、バランスがとても大切です。
症状が治らない場合、擦れて厚くなった腱鞘を手術することもあります。
ばね指治療には自信があります!
①筋肉の緊張を取り除く
指を動かす筋肉は指の周りだけではなく肘から伸びている筋肉もあります。ばね指の原因は大半が手の使い過ぎです。当院では鍼灸治療や手技療法にてまずは関連する筋肉の緊張を取り除くことの負担を和らげます。
②炎症を抑える
前述したようにばね指の原因は炎症により腱が太くなり、滑りが悪くなることで引き起こされます。関連する筋肉の緊張を取り除き、腱の負担を減らすと同時に直接炎症のある部位にもアプローチを行い炎症を抑えていきます。
③独自の運動療法
最後にばね指の最大の特徴である動きの改善です。引っかかるような動作に加え、まっすぐ伸びない、ほかの指と比べると斜めになっている(回旋)ことが多々あります。
その動きを回旋動作といいますが、当院では独自の運動療法を行いばねのような引っかかる動きに加え回旋動作の改善も行うことで早期の回復を実現しました!
以上の治療プログラムを状態に合わせて取り入れることで無理なく改善を行うことが可能です。ばね指の治療に関してぜひ南風鍼灸整骨院にご相談ください!